徒然ぽけ日記

猫8匹と一緒にがんばる社会人ポケモントレーナーの日記です

【ポケモンSV S10シングル】毒宿チオンドオーサイクル【最終968位(R1905)】

S10使用構築

S10使用構築

目次

はじめに

はじめまして、ひかげと申します。

S10も対戦お疲れ様でした!

SVでの対戦が始まって全く勝てないシーズンが続いていましたが、自身初の最終3桁順位を達成できましたので、記念に構築記事を残そうと思います。

とはいえ中身はのりおさんのS9構築とほぼ同じなため、そちらも合わせてご覧いただけると嬉しいです。

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※掲載許可はいただいています。

使用構築

S10使用構築

S10使用構築

※レンタルは、10月中まで残しておきます。

戦績

TN:ひかげ

最終順位:968位

最終レート:1905

勝敗:99勝73敗(勝率:57.6%)

コンセプト

  • 環境トップのハバタクカミ、カイリューに対して安定したサイクルを回す。
  • 定数ダメージで相手を削り、裏のアタッカーを通す。
  • チオンジェンの天敵であるサーフゴーに対しても勝ち筋を準備する。
  • チオンジェンがテラスタルを切った後に出てくるイダイトウに対しても、ある程度勝ち筋を準備する。

構築経緯

(以下、常体)

9/13のDLC配信後に、キタカミの里のポケモンたちが押し寄せて来るという重大事件が勃発し、以降の環境が激変した。

その際、岩オーガポン入りの対面構築を試してみたところ、シーズン終盤に向かうにつれてマークがきつくなり、全く勝てなくなった。(その際の順位は3万位)

ここで、対戦していて一番きつかったのがチオンジェン絡みの構築だったため、シーズン序盤でレンタルをお借りし、使用感が良かったのりおさんの構築を自分なりにアレンジして対戦することを決意した。

DLCポケモンたちが解禁されたことで一番大きな影響は、たった2週間で驚異的な使用率の伸びを見せたオーガポンの登場だと思う。

ただし、炎オーガポン以外は軸のチオンドオーで対応可能だったため、炎オーガポンに対しての勝ち筋を準備する必要があった。

そこで、参考記事のサーフゴーの枠をHBベースのカイリューに変更し、テツノツツミのクイックターンからカイリューに繋ぎ、ゴツゴツメットと合わせてしんそくで縛れる範囲までHPを削る動きを取り入れた。

ただし、のりおさんはその点をテツノツツミの水テラスタルハイドロポンプで解決されていたので、そちらも参考にしていただけると幸いです。

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個体紹介

チオンジェン

チオンジェン

NN:ニャッキ

特性:わざわいのおふだ

持ち物:たべのこし

ラスタル:フェアリー

ギガドレインイカサマ/やどりぎのたね/まもる

H192(252)-A*-B167(252+)-C115-D156(4)-S90

調整意図
  • 物理に役割を持ちたいためHBぶっぱ

選出率1位の圧倒的MVP。

ロトムでおにびを入れられれば、基本的に相手の物理ポケモンからの突破手段がなくなる頼れる相棒。

高耐久ポケモン特有の「なんでもできる1ターン」が発生した際は、とにかくやどりぎのたねを押していた。

技構成や努力値に関しても原案のままで完成されていたため、特に変更する部分はなかった。

(一時期、性格補正のみとくぼうに掛けてみたが、あまり生きる場面がなかったことと、相手の物理への役割遂行を鑑みてぼうぎょ補正に戻しました)

NNは昔から大好きなNHKプチプチアニメの某あおむしさんから。

 

ドオー

ドオー

NN:ミルクレア

特性:てんねん

持ち物:おんみつマント

ラスタル:みず

じしん/どくづき/どくどく/じこさいせい

H237(252)-A95-B81(4)-C*-D167(252+)-S40

調整意図
  • 特殊に役割を持ちたいためHDぶっぱ

選出率は2位の相棒その2。

相手のハバタクカミがブーストエナジー持ちだった場合、後投げから流しまでできるので、シーズン通してお世話になっていた。

中盤に、初手投げされる「でんじはハバタクカミ」が増加したことも追い風で、でんじはを無効化しつつ毒を撒くことができた。

ただし、ハバタクカミのちょうはつ採用率も上昇しており、対面ではひとまずじしんを押して様子を見たりしていた。

元々は、ハバタクカミのサイコショック意識でぼうぎょに厚くした調整(252-0-180-0-76-0)で使用していたが、サイコショック持ちの個体が減少していたことと、相手の特殊ポケモンに対する耐性が欲しい場面が多かったため、とくぼう特化に変更した。

(結果、原案通りになりました)

技構成については、どくびしが欲しい場面が多かったが、相手の受け破壊みがわりサザンドラに無限に起点にされたため、泣く泣くどくづきに変更した。

結果、ドオー対面草テラスタルを切ってくるヒードランに対しても役割を持てるようになったので、一長一短だとは思う。

NNは某アイスのパッケージが可愛かったことから。

イーユイ

イーユイ

NN:めぐみん

特性:わざわいのたま

持ち物:とつげきチョッキ

ラスタル:ゴースト

ふんえん/あくのはどう/オーバーヒート/カタストロフィ

H143(100)-A*-B101(4)-C192(156+)-D142(12)-S150(236)

調整意図

選出率はテツノツツミと同率3位の対サーフゴー最終兵器。

基本的にチオンジェンにはサーフゴーを後投げされるため、そこにさらに後投げからでも安定するとつげきチョッキ持ちで採用した。

チオンジェン対面でサーフゴーが取る行動は、主に【1】「こだわりメガネゴールドラッシュ」、【2】「わるだくみ」、【3】「でんじは」のいずれかであるため、まもるを絡めて【1】であればイーユイ引き、【2】【3】であればドオー引きがほぼ安定する。

朝7時の最終戦トリックルームミミッキュからメガネサーフゴーを展開され厳しかったが、最後はオーバーヒートをちゃんと当ててくれて相手のミミッキュを貫いて最終3桁を確定させる活躍を見せてくれた、裏のMVPです。

NNは某爆裂魔法の使い手から。(おかげで全てを破壊してくれました)

ウォッシュロトム

ウォッシュロトム

NN:ナミカワ

特性:ふゆう

持ち物:こだわりスカーフ

ラスタル:はがね

ボルトチェンジハイドロポンプ/おにび/トリック

H157(252)-A*-B139(92)-C126(4)-D126(4)-S138(156+)

調整意図

選出率は4位の何だかんだで毎シーズン構築入りしている洗濯機さん。

チオンジェンドオーとの相性補完に優れており、テラスタルを切った後のチオンジェンに対して崩しに来る地面タイプの高火力物理アタッカー(霊獣ランドロスガブリアス等)に対しておにびを入れる動きが強かった。

また、初手のコノヨザルやディンルーのステルスロック展開に対して、こだわりスカーフを押し付ける動きも強かった。

(読まれやすい動きではあるが、それを相手にケアさせる行動自体が強かった)

最終日は忖度なく、本当に一度も技を外さなかったので、ロトムの自覚に助けられた場面も多々あった。

元々はもう少し素早さに回した調整(220-0-4-36-4-244:S実数値150で準速ウーラオス抜き)で使用していたが、耐久が欲しい場面が多かったので変更した。

ただ、その分初手のドラパルトに好き勝手されるようになったため、こちらも一長一短かとは思う。

NNは一番印象に残っているロトムの声(アニポケアローラ地方編のロトム図鑑)から。

テツノツツミ

テツノツツミ

NN:HITMAN

特性:クォークチャージ

持ち物:こだわりメガネ

ラスタル:こおり

れいとうビームハイドロポンプフリーズドライクイックターン

H131-A90-B134-C176(252)-D81(4)-S206(252+)

調整意図
  • アタッカー運用のためCSぶっぱ

選出率3位タイのアタッカー枠。

一貫ができた際の抜き性能が抜群に高く、構築に必要不可欠なパーツだった。

ただしハイドロポンプの命中が不安のため、できる限り周りでケアしてれいとうビームフリーズドライの一貫を作るように立ち回ることを意識した。

こおりテラスタルは一度もケアされず、れいとうビームに後投げしてきたパオジアンを2発で倒したり、ステルスロックで削れた状態で対面した相手のブーストエナジーテツノツツミに対しても、フリーズドライを半減で受けて倒したりと、活躍の幅が広がった。

(テラピース不測のため、みずテラスタルへの変更を渋っていたためでは断じてない……はず)

ただ、のりおさんも言うように初手で炎オーガポンと対面することが多かったため、みずテラスタルの方が強かった場面も当然あった。

(初手のオーガポンは全員ウッドホーン撃ってきました)

NNは、とにかく技を当ててほしいという願いを込めて。

カイリュー

カイリュー

NN:ヨルさん

特性:マルチスケイル

持ち物:ゴツゴツメット

ラスタル:ノーマル

じしん/しんそく/アンコール/はねやすめ

H197(244)-A178(60+)-B132(132)-C*-D124(28)-S106(44)

調整意図
  • ノーマルテラスタルしんそくでB4振りパオジアン、H228B4振りイーユイが確定2発
  • 陽気パオジアンのつららおとしがマルチスケイル込みで~99
  • 4振りサーフゴー抜き
  • 余りD

選出率は6位だが、出した試合はちゃんと活躍してくれた環境最強ポケモン

環境に増えていた炎オーガポンに対して、チオンジェンのイカサマで削り切れない場合にもしんそくで縛ることができる。

初手のテツノツツミ・オーガポン対面では、相手のオーガポンはウッドホーンしか押してこないため、クイックターンカイリュー着地の動きが安定する。

また、相手のラス1イダイトウに対してチオンジェンがテラスタルを切ってしまうと誰も受からなくなるため、カイリューでテラスタルを切ってチオンジェンを温存したり、アンコールとロトムのトリックを合わせて相手のラス1を縛る動きも強かった。

NNは某スパイ一家の奥様から。

選出

ほとんどの対戦はチオンジェン、ドオー@1。

オーガポン入りには、テツノツツミが通りそうであれば積極的に初手投げしていた。

BIG6とその派生(サーフゴー入りのスタンパ)に対してはチオンジェン、ドオー、イーユイ。

選出パターン

【1】基本の選出

チオンジェン、ドオー、ロトムorイーユイorテツノツツミ

【2】イダイトウ入り対面構築(岩オーガポン、でんじはハバタクカミ、襷イダイトウ)

チオンジェン、ドオー、カイリュー

【3】チオンジェンを選出したら負けそうな場合

テツノツツミ、ロトムカイリュー

おわりに

SVの対戦が始まって以降、最終4桁前半に乗せるのがやっとのようなシーズンがずっと続いていましたが、今回やっと最終3桁を達成することができて嬉しいです!

また、結果をX(旧Twitter)で結果を報告した際に、自分の事のように喜んでくれるひとたちがたくさんいて、そんな仲間たちに感謝を伝えるため、今回構築記事を書きました。

本当にありがとうございます!

今後もポケモン対戦は続けていこうと思いつつ、最近は全然youtubeで配信できていないため、そっちの活動も再開していければいいなと思います。

次は3桁順位から対戦することを目標に、今後も楽しく頑張っていきます!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

もし何か質問があれば、X(旧Twitter)のDM等でご連絡いただけますと幸いです。

ひかげ (@K_Hikage) / X

Special Thanks

構築の使用許可と、構築記事の掲載を快諾いただいたのりおさん。

(のりおさんのチオンドオーのおかげで目標達成できました!)

いつも仲良くしてくださる皆様。

一緒にシーズンを戦ってくれた仲間たち。

目標達成お祝いキャンプ

目標達成お祝いキャンプ

いつも、本当にありがとうございます!